言うは易し行うは難し

狭山市に建築中の低燃費住宅で気密測定が行われました。

低燃費住宅では、中間時と完成時の計2回、気密測定を行い、そのC値が0.3㎠/㎡以下でなければならないというルールがあります。

(大手ハウスメーカーさんのC値を比較したサイトでは、1位でC値0.59㎠/㎡とあるので0.3㎠/㎡以下という数値がいかに高気密かということがわかると思います。)

 

単純に隙間を無くせば気密性が上がるのですが・・・

『言うは易し行うは難し』

 

隙間を無くすためには多くの作業があり、高い技術と知識を持つ職人でなければ難しい作業です。

 

C値0.3㎠/㎡以下を目指すには、隙間だけでは無く、”隙間になりそうな場所”も塞ぐ必要があるのでその作業は膨大ですが、弊社の職人はコーキングした上に気密テープを貼るなど、2重3重の作業をしています。

 

目では確認できないような、”隙間になりそうな場所”を予測し、適切な処理を行うには確かな技術と知識が必要で、なおかつ、根気のいる丁寧な作業となるのです。

 

※C値の説明や測定の手順など詳しくは関連記事にて面白おかしく公開中→ここをクリックorタップ

 

飽くなき探求心とより良いものを目指す向上心

現場では万全の態勢で測定士の到着を待ちました。

・・・到着を待ちながらも隙間処理に抜かりがないか確認・確認・・・

 

測定士が到着し測定の準備が開始。

緊張感漂う中、測定が始まりました!

 

測定が開始されると、立ち会っている大工・スタッフが風を感じる場所は無いか手をかざしてまわります。

「う~ん…ここなぁ…」
とつぶやきが聞こえたのでそこに手をかざしてみました。

“そう言われてみると風を感じるような…???”レベルでしたが、迅速に対応。

そんな中、測定が終了。

 

結果は・・・・・

 

 

C値0.1㎠/㎡でした!
↑約31坪の家に12㎠(名刺の4分の1サイズ)の隙間
※測定値0.1㎠/㎡が最高値でそれを下回ると測定不能

 

皆、ガッツポーズで喜んでいるだろう!喜びを分かち合おう!と振り向くと・・・・

 

そこには、『なぜ0.1㎠/㎡になったのか』を語り合う姿が・・・・

 

測定士にも話を聞きながら、『なぜ0.1㎠/㎡になったのか』談義が始まりました。

0.1㎠/㎡では満足いかない職人気質です。
(頭の中で情熱大陸のテーマソングが流れました。)

 

 

前述しましたが、低燃費住宅の基準は0.3㎠/㎡以下です。

 

断熱性能低下や結露を防ぐので隙間は少なければ少ないほど良いのですが・・・

気密性を追求した結果、職人の目指すところは測定不能レベルへ・・・

 

 

まだまだ、『なぜ0.1㎠/㎡になったのか談義』は続きます。

最高値を出しても少々残念気味な職人さん。

飽くなき探究心と、より良いものを目指す向上心を感じられた現場でした。